事業責任者が見る
CDCの過去・現在・未来
役員会議では顔を合わすものの、「3人が向かい合って話すのは久しぶり」となかば緊張気味に始まったクロストーク。しかし入社当時の思い出話で緊張がほぐれたのをきっかけに、各自が抱える想いをたっぷり語り合う展開に。CDCの未来について。仲間になってほしい人物像について。3人の議論はどんどん白熱していきました。
MEMBERS
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西村雅仁
IT派遣事業部
副事業部長
2006年 中途入社
ITエンジニアに特化した人材派遣サービスを運営する「IT派遣事業部」の副事業部長。目下、注力しているのは「売上1000億円」の取り組み。達成には15年ほどかかる見込みのため、バトンを受け継ぐ後任の育成にも力を入れている。
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宮本智史
type転職
エージェント事業部
副事業部長
2007年 新卒入社
企業と個人の間に立ち、マッチングさせるサービスを運営する「type転職エージェント事業部」の副事業部長。雇用の流動化が進み、さらにニーズが高まっている部署。システム化やリードタイムの短縮を通じて利益率の向上をめざす。
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中込友祐
メディア情報事業部
副事業部長代行
2008年 新卒入社
Webサイトの運営やイベント開催を通して、お客様の採用ニーズに応じた企画提案を行い、企業の採用成功を実現へと導く「メディア情報事業部」の副事業部長代行。事業部内で掲げた「ミッション・ビジョン・バリュー」を実現していくために、組織・人事・営業体制の強化に取り組んでいる。
どんな場面でも
変化するスピードがとにかく速いのがCDC。
入社当時のCDCについて
宮本> 僕が入社したのが2007年。当時はまだ規模も今の半分くらいで、見たこともなければ聞いたこともないような会社だった。地方採用だったこともあり、最終面接の前日くらいにはじめて東京のオフィスに来て、案内してもらったんだけれど、当時はまだオフィスが汚くて(笑)。ただ他社と比べて圧倒的におもしろい人が多くて、そこに魅かれて入社したんだよね。
中込> 僕は宮本さんより1年後に入社したから2008年。だから会社の印象はほぼ宮本さんと同じ。この会社を選んだ理由も同じで“人”でしたね。頭が良くて情に厚い人が多いところがいいなと。面接でも「この人すごい!」と感じる人が多かったのがCDCでした。これは今でも変わりませんが、当時から人間関係がフラット。後輩が先輩に冗談を言うこともよくあるし、いい意味で上下関係が意識されていないのがすごくおもしろかったです。
西村> 俺はこの中で唯一中途採用なので、その文化には一番驚いたかな。前職とのギャップが大きすぎてビックリしたのを覚えている。みんなふざけているように見えるけど、とにかくビジネスリテラシーが高くて。経済紙を読んでいて当然だし、自分から情報を取りに行くのも当然だし、「とんでもないところに入社しちゃったな」と。ただ当時は、結果を出すことも当然、残業も当然で、今よりもっとベンチャー企業色が濃かったようには思う。
宮本> そういう意味ではガラッと変わったよね。労務環境はしっかり整えられた。それも「とりあえず制度だけ整えよう」という安易なものではなく、社員が抱える問題に対して、社長も含めて一つひとつ、真面目に丁寧にバックアップしていった結果、制度が整えられて、いまの環境になっていった。それにオフィスもきれいになった(笑)。
西村> CDCって売り上げを上げるための施策を行う際のスピードがすごく速いのはわりと知られているけれど、制度など社内の環境を整えていくスピードも実はすごく速い。どんな場面においてもスピードを重要視する会社だよね。

事業責任者に就任。
プレッシャーはなくひたすらワクワクした。
事業責任者に就任したときの想い
宮本> 僕の場合は全く畑違いのところへの配属だったから、プレッシャーを感じる間もないまま、無我夢中で走り始めたというのが正直なところ。ただサラリーマンである以上、できる限り上に登りたいという思いは当然あるから、言われたときはプレッシャーよりも“嬉しい”が勝っていたかな。
中込> 一言でいうと「ワクワクした」ですね。僕はCDCで役員になってビジネスを創る側を経験したい、会社を大きくしたいと思って入社しているので、かっこつけた言い方になるけれど、ゴールは最初から決まっていた、という感覚でした。
西村> 中込は昔からこうなのよ。常に前向きで、弱気な中込を見たことがない。俺の場合はプレッシャーを感じたかな。メンバーの幸せが自分の決断にかかっていると思うとやはり責任は重いわけで、しっかり腹をくくった覚えがある。ただワクワク感は後からついてきて、とくに事業部の目標として“売上1000億円”を打ち出してからはグッと楽しくなってきた。まだ100億円も売り上げていない段階で、じゃあ500億円のためには、1000億円のためには、と真剣に考えることで、力を入れなければいけないことが徐々に見えてきて、今はワクワクしながら取り組んでいるところ。
中込> メディア情報事業部では新規ビジネスとして、うちの強みであるITと女性という分野を生かして、スカウトメールを中心としたダイレクトリクルーティングサービスや、女性エンジニアに特化したサービスなどを始めています。あと首都圏ではもうITと女性の分野はシェアNO.1を取りつつあるので、次は大阪エリアの拡販に向けて動いています。
宮本> type転職エージェント事業部は大きく言うと、登録系の部署とキャリアアドバイザーの部署、そして営業系の部署の3つが三位一体となって進めていくことが重要な事業。その3つが密に連携し、スピーディーに進めていくことで売上は増えるけれど、利益率を高めるには1人当たりの生産性を上げなくてはならない。そこに向けて今、システム化をはじめいろいろ取り組んでいるところ。こうして聞いてみるとそれぞれの目標がよくわかっていいね。競争意識というわけではないけれど、他の事業部の達成率や生み出す利益、会社への貢献度なんかは意識してしまうタイプなので。自分の介在価値を最大限に発揮できているのかどうかは常に考えている。

研修や対話を通して
考え方・価値観を事業部内に浸透させる
社員とのコミュニケーションについて
中込> 僕は仕事と仕事の合間で時間ができたらフロアで会った人と話すようにしていたり、定期的にメンバーと食事に行ったりしていますね。メンバー全員とのコミュニケーションを取るとなるとなかなか難しい部分もありますが、その分、局長や部長、課長との連携を密にしながら、全体を把握するようにしています。西村さんはどんな感じですか?
西村> IT派遣事業部はまだまだ規模が小さいので、全員と話すようにしているかな。3ヵ月ごとに1対1で面談する機会も作っているし、おすすめの動画を教えてもらうこともあるし、距離感は近い方だと思う。ほら、上の人間が何を考えているか分からないのってイヤじゃない。でも人となりを互いに理解していれば、その人のためにここ一番で頑張れる。だから研修も頻繁に僕が主催しているよ。
宮本> 僕もコミュニケーションの場として意識しているのは研修かな。研修で考え方や価値観を伝えるようにしている。ほとんど自主参加にしているので来る人は限られるんだけれど、参加した社員が、研修の内容を他のメンバーに伝えたりしてくれるので。僕の考えが組織全体に徐々に浸透していって、やがて文化として形成されていくのが理想。
中込> 一度話しただけで100%理解してもらうのは難しいから、伝え続けることが大事ですよね。メディア情報事業部の場合、ミッション・ビジョン・バリューを作って、事業部としてどこを目指しているのかを明確に打ち出すようにしています。また「ひとつ上の採用パートナー」というビジョンにちなんで、「ひとつ上の採用パートナー賞」という表彰制度も作りました。お客様の満足度調査をして、評価が高い営業を3人表彰するのを3ヵ月ごとに行っています。昔は売り上げがすべてといった雰囲気だったのですが、今後は他の部分もしっかり評価して、数字至上主義の文化を変えていこうとしています。
宮本> それはすごくいいね!

求められる結果も得られる成長も
すべてが「ひとつ上」。
社会においてCDCが担う役割とは
中込> 日本経済の活性化だと思っています。日本はIT化や女性の活躍推進において、他国と比べて遅れをとっているという実態がありますよね。そこでメディア情報事業部が提供するサービスを通して、ITと女性活躍の分野を活性化できれば、それはイコール日本経済の活性化につながる。今はダイレクトにその役目を担っているという手応えがあります。
宮本> 今後、人口が減っていくなかで生産性を高めようとなると、より生産性が高いところに人を動かさなきゃいけなくなるので、そこを支援していくのが我々の役割なんだろうね。ただ女性やITに強いというのはもちろんCDCのアドバンテージなんだけれど、それはあくまで表面の一部であって、本当の意味でのCDCと他社との違いって僕は思想的なことだと考えているのね。それは何かというとやっぱり創業者である多田さんの“ひとつ上”という考え方。これがすべての軸であり、この概念的な位置づけの違いこそ、他社と差別化できるポイントだと思う。
中込> 確かに。CDCってすべてが「ひとつ上」なんですよね。求められる結果も、必要とする努力の量も、そこから得られる成長の度合いも、すべてがひとつ上。
西村> そうそう、本当にそう思う。仕事を通じた成長っておそらく世間一般ではここだけれど、CDCが求める成長はひとつ上のここだから(※手で高さを表しながら)。この位置に来るまで本気でやり抜きたい、ひとつ上からの景色が見たい、という人がCDCに向いている。
中込> 実力主義の会社ではありますが、かといってドライってわけではありませんよね。結果を出さなければサヨナラ、というわけでは決してなくて、じゃあ結果を出すためにどうすればいいのか、伴走してサポートしてくれる。もちろん本人が頑張らなければ意味はないけれど、頑張る人には全力で支援する会社だと思う。
西村> そうだね、僕らもそうやってもらってきたから、自然にサポートしてしまうのかも。人を大事にする会社だし、いい意味でおせっかいな人が多いよね。

CDCは未完成。
新しい価値観で組織をともに作ってほしい。
どういう人に仲間になってほしいか
中込> 事業部内のバリューにも掲げていますが、チャレンジや責任を楽しめる人ですね。CDCは20代から責任のある仕事を任せていく会社。その機会が訪れたときに、プレッシャーも含めて自分の経験として楽しめる人と働きたいなと思っています。僕の新人時代は売れなくて失敗の連続でしたが、失敗から学ぶことの方が多いし、長い目で見ると失敗経験が多ければ多いほど成長している気がするので、ぜひどんどんチャレンジして欲しいですね。
宮本> 僕は自分で日々思考して、研鑽を積んで、そして結果を出す、いわばビジネスアスリートと呼べる人と働けると嬉しい。あとは心構えや心の持ちようかな。素直に受け取るってじつは難しいこと。うちの事業部でずっと結果を出し続けている人がいるんだけれど、話してみるとすごく素直で真っ直ぐなのよ。信じたことを愚直にやり続ける強さがある。そういう人と話すとこっちも背筋が伸びるし、事業部内がいいサイクルで巡る気がする。
西村> 俺は成長意欲の高い人に仲間になってほしい。成長意欲ってすべての原動力。成長した先の明確なビジョンは持っていなくていいの。ただなんとなくでも「成長したい」「すごいビジネスマンになりたい」という野望は持っていて欲しいし、そのエンジンさえあれば、方向性や手法は俺たちが一緒に考えられる。20代で圧倒的に成長したい人にはすごくいい環境だと思うよ。
宮本> CDCが成長できる環境であるのには3つ理由があると思っていて、まずそもそも求められるものの難易度が高い。2つ目は目標が非常に明確。そして3つ目がちゃんと評価する制度が整っている点。CDCは結果を出した人をできるだけ早い段階で評価できるよう、年4回昇進の機会がある。この3つが揃っているから成長できるんだよね。ただ採用に関して言うと、僕らが選ぶというよりは、「選んでもらいたい」という意識の方が最近は強いんだよね。
中込> おっしゃる通り!これからはCDCの文化に馴染むかどうかを判断するのではなく、多様な価値観、考え方をもたらしてくれる人との出会いを重視したいなと思っています。CDCはまだそこまで規模も大きくないですし、各事業部がそれぞれ試行錯誤しながら、より良い方向へ改善していこうとしている真っ最中。CDCに新しい風を吹き込みながら、一緒に組織を作ってくれる人が仲間になってくれると心強いです。
西村> 改善の余地はまだまだあるしね。むしろ余地しかないほどの未完成。でもだからこそ楽しいし、これから入社する人にも心から楽しんでほしいと思う。

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プライベートでの過ごし方を
教えてください。
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最近、「いつか乗ろう」と憧れていたハーレーを衝動買いしたので、週末はもっぱらツーリングです。またここ1年ほどオンライン英会話を継続中。あまり上達はしていないのですが、純粋に学ぶ場が好きなので、趣味として続けています。
西村雅仁
IT派遣事業部
副事業部長
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朝5時に起きて5キロのランニングをしてから出社するのがルーティーン。アウトドアが好きなので、週末は家族とキャンプを楽しむことが多いです。3人の娘に頭が上がらないので、キャンプ場では新入社員のつもりであれこれ頑張っています。
宮本智史
type転職エージェント事業部
副事業部長
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休暇があれば沖縄旅行に出て、綺麗な景色を見たり、沖縄料理や泡盛を楽しんでリフレッシュします。最近第一子が生まれ、帰社後は子どもをお風呂に入れたり、遊んだりすることも楽しみの一つです。
中込友祐
メディア情報事業部
副事業部長代行